
今回は物語調です🤭
チコリーさんは、ある日巣から落ちた小鳥を拾いました。小鳥はグッタリとしていまにも死んでしまいそうです。大切にハンカチに包んで家に持ち帰ることにしました。
「何を食べるのかしら?」
色々と調べて寝ずにお世話をしたおかげで、小鳥は命を取り留めたようです。
「よかった〜❣️」チコリーさんの目には涙が浮かびます🥹元気になった小鳥さんはふわふわの羽に包まれて食べちゃいたいぐらいの可愛さです🐥チコリーさんのことを、親だと思い込み信頼を寄せるその眼差しは母性本能をくすぐってくれます。

「幸せだなぁ、ずっとこのままでいてね」チコリーさんは思いましたが..
小鳥は元気に成長し、ついに立派になった羽をバタバタさせて飛び立つ練習をはじめたのです。
そんな小鳥を見てチコリーさんは、「小鳥の居ない独りぼっちの人生に戻りたくない…私が寝ずにお世話をしてあげたんだもの。いいよね…🏴☠️」
その日の夜、小鳥が眠っているすきにやわらかい羽を少しだけポキっと折ってしまいました💢
🫣…
大空に向かって明日にも飛び立とうとしていた小鳥は大きなショックを受けましたが、チコリーさんの切ない気持ちにも気付いていました。
自由を諦めた小鳥は健気にもチコリーさんを喜ばせるために、毎日歌を歌ってあげることにしました。
ピーピーピー♫
そして哀愁漂うその歌声を聞いた外にいる鳥達が声を合わせてくれるようになったのです。
ピーピーピー♫
ピーポッポー🎶
ピッピッピーポッポー♬
そのハーモニーは小鳥の心に勇気を与えてくれました。

あくる朝、チコリーさんが目を覚ますと小鳥の姿はありませんでした。いいえ、もう小鳥ではなかったのです。立派な鳥になって空へ飛び立っていったのです。
一人残されたチコリーさん、今回は小鳥さんの自由を尊重し、小鳥の自立を心から祝福することが出来ました。
チコリーさんはお世話好き💓今は歌声喫茶を開いて、お客さんと楽しく歌を歌っていますよ🎶
めでたし、めでたし(^^)
チコリーさんは、母性本能豊かな世話好きタイプ。バランスが崩れている時はちょっと怖い…😨
かなぶん🌱
