NOと言えないあなたに。セントーリーのエッセンスを🏰

noと言えず人の言いなりになってしまう人へ…この物語では、セントーリーマイナス状態の人をセンデレラとお呼びさせていただきます。

👠 センデレラは心優しい貴族の娘。何不自由なく暮らしておりましたが、まだ幼い頃にお母さまが病気で亡くなってしまいました。

お父様は仕事が忙しく、センデレラと一緒にいる時間が取れないので継母を迎えることになりました。継母はセンデレラの姉となる2人の女の子を連れてお屋敷にやってきました。

ここからセンデレラの地獄が始まったのです継母たち3人はセンデレラに対して冷たくあたるだけで無く使用人のようにたくさんの仕事を言いつけました。

センデレラは歯を食い縛って我慢しました。頑張ればきっと認めてもらえる!嫌われたく無い!健気に頑張るセンデレラに追い討ちをかけるように不幸が降りかかります。

唯一センデレラの見方だったお父様が過労で倒れて亡くなってしまったのです。可哀相に…悲しみに暮れるセンデレラに継母たちは遠慮なく罵声をあびせます。「さっさと仕事しなさい!」可哀相なセンデレラ、見ていられない🫣

そんな、一家にお城の王子様から舞踏会の招待状が届きました。「王子様のお妃選びです。年頃の娘は着飾って出席してください」継母たちは、大騒ぎで着飾ってお城へ出かけて行きました

取り残されたセンデレラに一人の魔法使い🧙🏻‍♀️がやってきて尋ねました。

「あなた自分の人生を他人に荒らされたままで良いの?本当はドレス着て舞踏会に行きたいんじゃないの?」

センデレラは「私なんかが舞踏会なんてめっそうもございません。それに私が幸せになるとお姉さんたちの機嫌が悪くなってしまうので…」

魔法使いは、「何言ってんのよ!自分の人生、自分で楽しまなくってどうするの!あなたが本気で望むのなら綺麗なドレスとカボチャの馬車で舞踏会へ連れて行ってあげるわよ」

そこまで言われても自己肯定感の低いセンデレラは「いいえ、私なんかが舞踏会なんて…。 私には地味なドレスと藁のベットがお似合いなんです。それにその方が落ち着くんです。」魔法使いはその言葉に呆れてしまい、これ以上は何を言っても無駄ね!と帰ってしまいました。

センデレラは、その夜藁のベットに横になり今日出会った魔法使いの言葉を思い出していました。「自分の人生を人に荒らされたままでよいのですか。」

‼️はっとしてようやく自分の状況を理解したセンデレラは情けなくてたまりませんでした💦

それからセンデレラは変わったのです。嫌な事には堂々とNOと言いました。継母たちはセンデレラがNOと答えたのに驚き、生意気だと3人でイジメましたが、センデレラはもうひるみませんでした。

そして持ち前の優しい心と凛とした美しさから町で評判の娘となり、王子様に見染められてお妃様となられたのです👩‍❤️‍👨

 羨ましいですか?けれどお城での生活は後ろ盾のないセンデレラにとってこれまた厳しいイバラの道だったんですよ!

でも、大丈夫🙆‍♀️若いときに苦労を乗り越え、自分を変えたセンデレラに怖いものはありません。気丈に困難を乗り越えて国民に慕われるお妃様になりました✨「魔法使いは出る幕なし、自分の力で自己実現したのです!」やっとめでたし、やれやれめでたし🏰✨

かなぶん🌱